ヘルペスは性行為でも感染しますが、当人の体調の良しあしでも影響してきます。 すこしでもヘルペスの発症確率を低くして健康毎日を過ごしていきましょう。ここではヘルペスに関する情報をまとめています。ご参考ください。

腫瘤に対して効果のあるヘルペスの種類

単純ヘルペスウィルスの種類の中には、ガン治療に対しての効果の研究が進んでいる種類があります。このウィルスは、腫瘤溶解性ウィルスと呼ばれるもので、癌細胞にこの腫瘤溶解性ウィルスを感染させる事で融解させ、さらにウィルスに感染した癌細胞を増殖させる事で癌細胞を縮小していく効果があるものです。腫瘤溶解性ウィルスは、ヘルペスウィルスの他にも、アデノウィルスや水泡性口内炎ウィルス等が研究されていますが、その中でも単純ヘルペスウィルスは正常細胞に比較的無害で、加工が容易である事から癌治療にたいしての研究が進んでいます。
特に注目されているヘルペスウィルスは数種類あります。
日本で研究されているものは、HF10ウィルスと言う弱毒性のヘルペスウィルスで、もともとは名古屋大学の西山幸廣教授が発明したものです。名古屋大学によって、動物実験等での結果を経て、臨床試験を行いその効果が確認され、再発乳癌患者に対する臨床実験で一定の効果が見られ現在も研究が進められています。また、三重大学でもHF10ウィルスの研究がされており、臨床試験が進められています。このHF10ウィルスについては商品化の権利をタカラバイオと言う企業がもっており、名古屋大学、三重大学と共同で研究にあたっており、今後有望な癌治療として早期の承認が目指されています。
他にも、1996年にHSV1716と言うヘルペスウィルスの欧州での治験が実施され、2009年には、GM-CSFを用いた第二世代腫瘤溶解性ヘルペスワクチンの悪性黒色腫に対する効果が臨床試験で奏功が認められるなどの進展があり、ヘルペスウィルスの癌治療に対する効果は、今後も研究が進められ、新しい癌治療として今後の一般化が期待される分野となっています。